ガニメデ_1

木星を公転する衛星で“ガリレオ衛星”の一つとして馴染み「ガニメデ」。最近、ハッブル宇宙望遠鏡の観測により海水と考えられる水が大量に存在する証拠が発見されたと発表されています。

木星の衛星ガニメデは太陽系最大の衛星として知られ、月よりも大きく直径は約5,262km。なんと惑星である水星よりも大きいという特大サイズの衛星なのですが、以前から指摘されていた厚い氷の下に水が存在しているのではないかという説について、これを証明するデータがハッブル宇宙望遠鏡から得られたと発表されています。

研究チームによるとガニメデの中緯度にあたるところに地球で見れるのと同じようなオーロラが出現していることは分かっていたのですが、ハッブル宇宙望遠鏡を使用しこの揺らぎを観測したところ、その揺らぎ具合から地下に海のような水を含んだ層があることが考えられると結論に至ったようです。

▼ガニメデのオーロラ
ガニメデのオーロラ
Photo:NASA

具体的にはガニメデのオーロラは木星の磁場とガニメデ自身の磁場の相互作用によって揺れ動いているとしており、地下に水があることでオーロラが磁気摩擦を起こし弱まっている・・・という一般人にはよくわからない現象が起こっているとしています。

ガニメデの地下海について、地表にあるという泥と氷の混ざった層が地下150kmまで広がり、その下に厚さ100kmに及ぶ海水の層があるとされています。この水の量は地球の表面を覆っている水の量を超える量とのことです。

衛星ガニメデと月、地球のサイズ比較(目安)
ガニメデ
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