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中国ではインターネット上に寄せられるコメントを利用し世論誘導を行うネット評論員、所謂「五毛党」の存在が明らかになっているのですが、実はこれまで言われていた人数を大幅に超える1000万人規模になっていると海外メディアが報じています。

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 中国政府主導のコメントのアルバイト集団「五毛党」の規模が1000万人を超えると米国自由アジア放送(RFA)が5日報道した。五毛党は、中国政府のためにインターネット上の世論を作る御用評論家のことをさす。文章を1本アップするたびに5毛(約90ウォン)を受けとることから出てきた用語だ。

中央日報
冒頭で簡単に紹介したように五毛党(ウーマオダン)とはインターネット上で中国共産党に有利なコメントを残す集団です。「五毛党」自体は正式な名前ではなくインターネットユーザーがつけた名称になります。由来としては中国共産党の内部資料により基本給は月600元(約7000円)でコメントを1つ書き込むことに対し、5毛(0.5元)の報酬が中国共産党より支給されるといいうことが元になっているとされています。

今回の記事は米国自由アジア放送が中国共産党傘下の中国共産主義青年団が作成したとされる「各省青年網絡文明志願者隊伍建設任務分配参考表」により明らかになったもので、五毛党は若い高学歴の知識人により組織されているとし、大学生402万人を含む1052万人が存在しているとされ中国のネット人口からすると64人に1人が五毛党に所属している計算になるそうです。


また中国では五毛党とは別にインターネット上の記事例えば中国版ツイッターこと「微博」やブログ、ニュース記事を監視する「世論分析官(网络舆情分析师)」が200万人ほどいると過去に報じられたことがあります(参考)。これは中国紙「新京報」が2013年10月に初めて報じられたもので、記事によると世論分析官は政府機関や国営メディアが幅広く人員を募集し、約2週間の有料研修を経て資格を取得し担当に就くとしています。その後は中国共産党の宣伝部門や大手ニュースサイト、民間企業などに派遣され任務を遂行するとのことです。

世論分析官_1

世論分析官_2

彼らは専用のソフトを使用し指定されたキーワードを含むネット上の書き込みを見つけ出し政府への批判や否定的な書き込みを収集・分析し、報告書にまとめて提出するという仕事に就いており、月給は6000元(約9.6万円)。またこれらに該当する書き込みについて削除するか否かは政府の別の機関の判断で行われるとしています。
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