ギガバイトのマザーボード問題

パソコンのマザーボードやケース、グラフィックカードを販売している「ギガバイト」について最近、一部使用を変更した「リビジョン」されたものが元の製品よりも性能が劣っているなどと報じられているそうです。

オランダのPCパーツ系コミュニティで、台湾のPCメーカーである「GIGABYTE(ギガバイト)のマザーボードがオリジナルモデルから変更されている」と投稿されました。不具合などの修正のためにハードウェアの同じモデルでパーツなどが変更されることは「リビジョン」と呼ばれており、珍しいことではないのですが、Hardware.Infoが変更されたマザーボードをテストしたところ、オリジナルモデルよりも明らかに性能が劣化していることが明らかになりました。

GIGAZINE
今回の問題とは、発売当初販売されていた製品と不具合などの理由からリビジョンされた製品を比べたところ、後者の製品ではPC性能で差が出ることが分かったというものです。
通常、リビジョン(言い換えればモデルチェンジ)を行われた場合は性能面ではリビジョン前よりも性能が劣るという仕様変更は行わない場合が多いとし問題となっているそうです。

B85M-HD3

こちらの画像は問題を指摘されたマザーボード「B85M-HD3」です。左がリビジョン前の「REV:1.0」、右が現在販売されているリビジョン後の「REV:2.0」です。

パッと見ただけではPCに詳しくない人は違いはわからないのですが、左は青色のコンデンサが右では黒のモノに変更されています。そして、最も大きな違いとしてCPU周り付いている四角いフェライトコアです。これは「電源フェーズ」「VRM」などと呼ばれるもので左が4つ、右では3つに減らされています。

では具体的にどのような性能の差が生じたのかというのがこちらになります。
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こちらがPC処理速度を測定するベンチマークを行ったもので、簡単に説明するとリビジョン後の「REV:2.0」では処理速度が落ち全体的な消費電力は下がっているものの、REV:1.0と同等の性能を得るためには、マザーボード側の「ターボモード」をONにしないといけないというものです。


今回の件についてあえてギガバイトを擁護すると、「REV:2.0」ではPCの起動関連となるBIOSについて「DualBIOSからSingleBIOSに変更」されたという件についてマザーボードには「DualBIOS」と書かれていることから何かの間違いではないのかという点です。
そして、注目すべきは「REV:2.0」の省電力性能です。アイドルと高負荷状態では何れも11.8%の省電力となった一方で性能面ではそれほど差があるとは言えないという点です。

ただ、この2つ製品はパッケージに小さく表記はされてはいるもののオンライン販売では選ぶということが難しいという点に非難の声が多く寄せられていたそうで、販売方法に関しては問題があると言わざるを得ないと思います。
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