X-37B

これまで存在は確認されていたものの宇宙で何を行っているのか公になることはなかった米空軍保有のスペースプレーン「X-37B」について、初めて次回行う試験内容が発表されました。

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BusinessNewslineによると、米空軍の発表として今月20日に打ち上げ予定の「X-37B」(2号機)について、同機にイオンエンジンの一種となるHall thruster(ホール・スラスタ)を搭載し宇宙空間での燃焼試験を実施すると初めて公にしているそうです。

US Air Force: 軍用スペースシャトル「X-37B」にイオンエンジンを搭載へ

X-37Bを使用したミッション内容は原則非公開とされており、これまで偵察衛星の修理、偵察、軍事衛星の試験運用など様々な噂がされていました。

▼X-37B
X-37B_1

米空軍によると今回のミッション「OTV-4」では地上施設では得ることが不可能な燃焼モデルの各種データ取得とイオンエンジンを持ち帰るということを目的としており、この成果は今後打ち上げを予定しているホール・スラスタ搭載の軍事衛星に応用されるとのことです。

具体的には試験を行うホール・スラスタとは、小惑星ベスタ・準惑星ケレスを初めて間近で撮影したNASAの探査機「ドーン」に搭載されたキセノンを推進剤としたイオンエンジンと同系のものです。ただし、キセノンエンジンの推進モデルがまだ確率されていないということで今回のミッションで基礎データの収集を行うとのことです。

X-37Bはこれまで3度の試験を行い何れも飛行日数は225~675日と長期間に及んでいます。そのことを考えるとと長期間何かを運用する目的のデータ収集を行なっていたことも予想され、今回のイオンエンジンについてもほぼ同じような日数を要する試験が行われると考えられます。

▼キセノンエンジンの燃焼試験(参考)
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写真:イオンエンジンの燃焼試験

▼X-37Bの帰投

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