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イギリスの大手軍需企業BAE Systemsによると、通常の155mm榴弾砲に精密誘導機能を付加するという後付けキットにより着弾誤差10mという精密誘導に成功したと発表しています。

BusinessNewslineによるとヨーロッパ最大の軍需企業、BAEシステムズ(イギリス)は西側諸国では比較的多く採用されている無誘導の155mm榴弾砲に精密誘導機能を付加するキット「Silver Bullet precision guidance kit」を開発し、実験に成功したと報じています。

BAE Systems: 155mm榴弾砲弾に精密誘導機能を加えるキットの実験に成功 - BusinessNewsline

BAEシステムズによると、このキットは通常砲弾に装着するだけで精密誘導砲弾に変えることができる特徴があり、試験では155mm榴弾砲の最大射程(およそ40km)でおこなった砲撃に対し、10m以内に着弾させるという精度が証明されたというもののようです。(無誘導であれば200~300mとされている)

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Photo:defence.pk

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photo:www.businessnewsline.com

このキットは無誘導の航空爆弾に対し精密誘導能力を付加することに成功したJDAMシリーズの砲弾バージョンとも言えるもので、同じく米レイセオン社が開発した155mm精密誘導砲弾「M982 Excalibur」とは大きく異なります。
参考:GPS誘導砲弾!M982「エクスカリバー」 : ZAPZAP!

M982 Excaliburは砲弾としては非常に高価であることが知られており、その価格は1発あたり日本円で500万円を超えるとされています。「Silver Bullet precision guidance kit」は通常砲弾に誘導装置を取り付けるだけということもあり、今後配備された時は安価で大量に導入できるという最大の特徴があると言えます。

▼ほぼ同じ思われる米ATKの映像
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