A400M

2015年5月9日に墜落したエアバスA400Mという軍事用輸送機について、エンジンが停止した理由はソフトウエアのトラブルにより燃料供給が遮断されていた可能性が高いことが分かったとしています。

5月9日にスペインで試験飛行中に墜落したのはエアバス製の軍事輸送機A400Mです。この墜落事故についてソフトウェア障害によりElectronic Control Units (ECU)というエンジンへの燃料供給装置が停止していたことがわかったそうです。これによりエンジンへの燃料供給が遮断され飛行中にエンジンが停止状態に陥り墜落に至った可能性が強いとされているようです。

またフライトレコーダーからは停止したエンジンは燃料供給の再開が確認され再度エンジンの始動に成功したものの、機体を立て直す操作の甲斐なく墜落に至ったとしています。

エンジンが停止するエアバス製旅客機

エンジン停止事故はエアバス製旅客機でも発生していたことが明らかになりました。 これは2015年5月23日、シンガポールから香港へ向かっていた『シンガポール航空SQ836便(エアバスA330-300型)』が上空1万2000kmを飛行中、2基あるエンジンがすべて停止しその後エンジンの再始動に成功し墜落を免れていたというものです。

この事故はマスコミが報じたことを受けシンガポール航空事故調査局今月27日に発表したというものなのですが、SQ836便に至っては現在天候の悪化によりエンジンが停止したとされています。しかし、『1万2000kmの上空で2基のエンジンが停止するほどの悪天候』というのはどのような気象状況だったのか、そもそも発生した原因がおかしいとの指摘されているそうです。(着陸後の点検ではエンジンに損傷等は確認できなかった)

両機は機体設計からエンジンまで異なっており同じ原因とは考えられないのですが、何れにしても飛行中にエンジンが停止するという重大事故が重なるように発生するという事態が発生してしまいました。
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