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MERSで感染者が120名以上、4次感染が確認される事態に陥っている韓国。他国では見られない感染拡大に繋がった原因について、政府と病院が責任のなすりつけ合いを始めていると報じられています。

2015年6月11日、韓国・聯合ニュースによると、韓国での中東呼吸器症候群(MERS)感染拡大地として注目されるサムスンソウル病院が、「政府の対応に穴があった」として、病院の責任論を否認した。 

Record China
患者に直接触れなくても病院に訪れただけで感染した例が報告された韓国のMERS。感染した場合の致死率40%という恐ろしい病なのですが、13日現在100名以上の感染者をだす事態になった韓国では、この責任は誰にあるのか言い合い始まっていると報じられています。

記事によると韓国政府のMERS対策特別委員会を務める国会議員からは感染者127人のうち3次感染者として最も多い55人を出しているサムスンソウル病院に対し「問題意識を感じていない」、「(病院の対応に)穴があったためにMERSが広く感染した」と名指しで批判しているといいます。一方、サムスンソウル病院側は「国家に穴があった」と反論しているといいます。

サムスンソウル病院で広まった理由としては緊急治療室で多くの入院患者に感染した他、出入りしていた医師や医療スタッフも感染が確認され、今月11日には緊急治療室の外で外来患者として病院に訪れた人にも感染していたことが確認されています。


どこに問題があったのか判断するのは難しいのですが、まず韓国全体が「 MERSは感染力が低い」などと他国の衛生管理を元に過小評価しすぎたことが上げられます。感染力としては感染者との接触した10分で感染した例、感染者を診察した医師は5分で感染した例もあるとされ、決して感染力が低いウイルスではありません。

また感染が確認された病院の公表の遅れもあります。韓国政府は感染が確認された病院を『A病院』『B病院』などと意図的に隠したことでこの間、不特定多数の人が感染拡大の現場に訪れることになりました。

そして以前と続く国民の意識の低さです。韓国ではマスクが品切れになっている理由もあるのか未だにマスクをしている人は多くないと言われています。またマスク自体が韓国では受け入れられないそうで、マスクをしているだけで感染者であるかのような扱いを受けた例や、学生がマスクをつけ大学の講義に出たところマスクを外すよう教授から言われ拒否したところ強制退出させられた例も確認されています。

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