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韓国メディアによると多くの三次感染者を出しているサムスンソウル病院で医療関係者がMERSに感染し発症していたことに気づかず9日間、複数の患者と接触していたことが明らかになりました。 

47NEWSは韓国メディア『ソウル共同』が報じた内容としてサムスンソウル病院に勤務する55歳の男性患者搬送係が発熱や咳などMERSの症状が出ていたにも関わらず6月1日から10日まで9日間、通常の業務を行なっていたことが明らかになりました。男性は検査の結果、MERSに感染していたことが確認されたそうです。

MERS感染者が発熱9日間勤務 韓国病院、大規模拡大も - 47NEWS(よんななニュース)

韓国保健福祉省によると、患者搬送係の男性は5月下旬サムスンソウル病院に搬送された35歳のMERS感染者と接触し感染したと考えられているとのことです。しかし、何らかの手違いで男性は政府が定めた『隔離対象者』にはなっていなかったといいます。発熱等症状が出た後に不特定多数の人と接していたと考えられ対象者の行方を探しているとのことです。


韓国ではMERSは感染拡大について政府と病院側が互いを「(対策に)穴があった」などと批判しているといいます。今回については病衣側の危機意識の低さも露呈する形となっており、医療スタッフが病気にも関わらず患者と接することが平気で行われていたことに問題を指摘する声が強まると考えられます。

韓国政府は先週に「今週が感染拡大を食い止める山場になる」などと見方を示していたのですが、今回の問題発覚により多くの4次感染者を出す可能性のある事態になってしまいました。

以下はこの記事に寄せられていたネット上のコメント
「わざとかって疑いたくなるレベル」
「とても医療関係者とは思えない」
「休ませて貰えなかったが正しいんだろう」
「後のサムスンソウル病である」
「俺もインフルエンザかかりながら仕事したことあるから気持ちは分かる」