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多くのMERS感染者を出しているサムスンソウル病院について、医師を含む医療スタッフ142人が新たにMERSの症状を見せているなどと韓国で報じられたことに事実とは異なると病院側が発表しています。

韓国サイト「Insight」はニュース1が報じた内容として、サムスンソウル病院で働く医療スタッフについてMERS検査を行なったところ142人がMERSの症状を示し診療を受けていると報じられました。

인사이트 - <속보>삼성서울병원 “직원 142명 메르스 증상”

サムスンソウル病院で働く医療スタッフは医師や非正規職員を含む8,440人。6月15日行なった病院側の発表によると、最初に行われた調査では608人が咳や発熱などの症状を訴えていたそうです。そこで医療スタッフ全員を対象にMERSの調査を行なったところ466人がMERS感染の疑いがあったとのことです。

サムスンソウル病院によるとMERS感染の疑いのある466人に対しPCR検査を行なったところ陽性反応を示した従業員はいなかったとのことです。ただ、発熱を訴えたスタッフについては毎日午前と午後の2度、継続して健康状態が調べられているとのことです。

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サムスンソウル病院では5月末にMERS患者が緊急治療室に搬送されて以来、同じく緊急治療室にいた他の患者やその後移ったと思われる緊急室、その近くにあるトイレ、またサムスンソウル病院に訪れただけの人に三次感染者を多く出していました。しかし、病院が閉鎖されたのは6月14日で、この間外来診療や入院受け入れが行われ続けていました。