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普段PC用に使用しているオフィスチェアは岡村製作所のヴィスコンテを使用しているのですが、両脇にある肘当て(アジャストアーム可動肘)が壊れてしまい修理してみることにしました。

みなさんは普段PCを触るときにどのような体勢行なっているでしょうか。私はイスに座り机の上で触っているのですが、ちょっと前にオフィスチェアを購入したものの肘当てが緩くなってしまいました。そこで見るからに修理できないような外観をしている肘当てを修理してみることにしました。

意外と簡単にできる修理

ヴィスコンテの肘当てについて、まず外観上『ネジ』が見当たりません。その為どのように修理すればよいのかグーグルで検索をしたのですが取り上げているサイトはなく調べることは出来ませんでした。

そこで壊す覚悟で開いてみたのですが実は見た目よりも簡単に出来ており、基本的にマイナスドライバー 一本あれば分解することは可能でした。

▼イスから取り外した肘当て(実際に取り外す必要はありません。)
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▼側面の繋ぎ目にマイナスドライバーを差し込む。前側は開けにくいので後ろ側から開けていく。
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▼全体的に軽く開いてく(この時、車のダッシュボードを開けるようなヘラがあるとよい)
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▼肘当てのパッドはこのような『爪』で固定されているだけ
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▼場合によってはパッドの交換も可能
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▼こちらが5段階に動く可動部分
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▼中央のネジを締めて修理完了です。
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修理して分かったこととしては、肘当てはネジが締まった状態でも左右の揺れ幅が大きく、ネジが緩んでいるかどうかは左右に動くかではなく『上下』に動くかどうか確認してください。この時、アームは動かず肘当てのみが上下に動くようであれば確実に緩んでいます。

イスについた状態で肘当てを開く場合は右手でマイナスドライバーを差し込みつつ左手でパッドを掴み締め上げる形で上げ持ち上げると取り外しが容易です。

パッド交換は可能なのですがオプション品としては売っていないよいうなので『アーム本体』と交換になります。ただ、1万円以上する可動肘ではなく固定肘のパッドのみもつけることは可能と考えられるので、こちらを中古で見つけるかしてパッドを分解・交換という方法がよいかもしれません。