Prandtl-m_1

アメリカ航空宇宙局(NASA)は、2022年以降に火星へ送り込まれる探査機に無人偵察機を相乗りさせる計画があるのですが、近々この無人偵察機の飛行試験を行うと発表しています。

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NASAが開発を進めているのはPrandtl-m「Preliminary Research Aerodynamic Design to Land on Mars」という無人機です。この無人機は今後行われる火星探査機と一緒に火星へ向かい、着陸前に分離され飛行しながら火星地表面の観測を行う予定です。

Prandtl-mは翼幅は61cm、重量は1.8kg。カーボンと炭素繊維から作られており形状は翼と胴体が一体化した全翼機となっており、計画では火星の地上約610m付近で降下中の探査機本体から射出され翼を展開、グライダーのように滑空しながらデータを収集します。飛行時間は10分。総飛行距離は 32.18km程度になると考えられています。

Prandtl-m_2
Photo:NASA

実施されれば史上初めて地球外で飛行した航空機ということになるのですが、この計画では火星軌道で地表を撮影する探査機や地表を走りながら調査をおこなうのではなく、飛行しながら広範囲の地上を調査することでこれまで見過ごされてきた新たな発見があるのではないか期待されています。

Prandtl-mの地球上での試験は火星の地表面の大気圧と似た上空30kmで実施されます。


またNASAは火星探査車に搭載できるヘリコプター型ドローンも開発しており、こちらは探査車の行き先を決める上で今後必要な機器としており、これにより探査車の移動距離が現在の3倍程度伸ばせる可能性があるとしています。
火星を飛行するドローン、試作機公開―NASA : ZAPZAP! 
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