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中国の首都北京を含む複数の都市では慢性的な水不足に陥っていると言われているのですが、一方で大量の水を消費してることが明らかになりました。

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イギリスの公共放送局「BBC」によると、北京で消費される生活用水量についてドイツ平均の2.5倍以上になっていると報じています。

中国の「南水北調」プロジェクト、専門家は「ミネラルウオー...:レコードチャイナ

記事によると、ドイツの1日の平均生活用水量は1人あたり130リットル未満とされている一方、慢性的な水不足に陥っている北京では1人あたり平均300リットルとなったとされ、水を大量消費していたことが明らかになりました。
この生活用水量は食事、洗濯、風呂やトイレなど人間が生活していく上で消費する水の他にも街全体で使う水の量が含まれており、北京ではゴルフ場、私用プール、景観(池や噴水など)、人口スキー場で大量に水が消費されていることが分かったそうです。

▼南水北調で建設された水路
南水北調

現在中国では水不足を解決するため5,000億元(約9兆9710億円)を投じ、水資源が豊かな南部(主に長江や支流の漢江)から北部に水を送る「南水北調」が開始されています。この計画で北京にはこれまで5億立方メートルの水が届けられたものの、その半数がプールやゴルフ場といった娯楽施設で消費されていると言われています。
米誌・エコノミストはプロジェクトそのものに対して「水源不足を加速させるだけだ」と指摘。中国の専門家も「南水北調プロジェクトには北京特権思想が存在しており、水不足と言いながら水の浪費をやめない」とし、水の消費について考えるべきだとする意見を述べています。

過去のデータによると、中国は1人当たりの水資源は世界平均の4分の1程度とされており中国の669の都市のうち400あまりの都市、32の大都市のうち30都市で水不足に陥っているとされています。
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