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ロケットの打ち上げを行うには専用の基地が必要になるのですが、この基地について世界ではじめて民営の宇宙基地がニュージーランドに建設される予定です。

宇宙基地を建設するのはニュージーランドのRocket Labという宇宙ベンチャー企業です。Rocket Labは自社が開発している次世代ロケット「エレクトロン」の打ち上げにこの基地を使用するといしており、完成すれば世界はじめて『民間』が保有する宇宙基地になります。

Rocket Lab: ニュージーランドに史上初の民営宇宙港を設置へ - BusinessNewsline

具体的にいつまでに完成するのか等は書かれてないのですが、「エレクトロン」の初打ち上げは当初2016年とされていたので、来年や再来年には建設されているのではないかと予想できます。
また「スペースポート・アメリカ」という民間企業ヴァージン・ギャラクティックが利用している『宇宙港(宇宙基地)』があるのですが、実はこの基地は地元のニューメキシコ州政府が設置したもので、完全な民営による宇宙港ではなないとのことです。

エレクトロンロケット



同社が開発を進めているロケット「エレクトロン」は通常のロケットエンジンに搭載されている燃料を送り出すターボポンプを取り払い、代わりにリチウムイオンバッテリーと電動モーターで燃料を送り出す装置が加えられました。これによりエンジンを包むように張り巡らされたパイプやポンプなど高い精度が必要な複数のパーツを簡略化。さらに高出力を得ることができるとしており、同じ質量を打ち上げるロケットと比べコストが最大で1/10になると主張しています。

現在開発している「エレクトロン」は全体重量10.5トン、全長18メートル、直径1メートル、液体酸素とケロシンを推進剤としておりエンジンの最大出力は146キロニュートン。また同社はアメリカのロッキード・マーティン、ロケットダイン、米国防総省DARPAと既に開発計画を契約しています。

電動により簡略化、打ち上げコスト1/10の新型ロケット「エレクトロン」 : ZAPZAP!

▼エレクトロンのメインエンジン
電動液体ロケットエンジン

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