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人体に有害な青酸ガスを発生させるシアン化ナトリウム等、複数の化学物質ともに爆発を起こした中国天津市浜海新区。中国メディアによると爆発跡地が記念公園になる可能性があると報じられています。

中国メディア『財経網』によると、大規模爆発を起こした区域内に将来『記念公園』を建設する計画があると伝えています。

天津爆発跡地に記念公園と商業施設の建設計画=「無恥を記念...:レコードチャイナ

この計画を発表したのは天津経済開発地区の張秉軍(ジャン・ビンジュン)董事長という人物で、爆発事故後の計画について口にした際に「今は廃墟だが、将来は必ず美しい所になる」などと述べました。具体的には記念公園を建設して周囲を緑地帯に、さらに南側には商業施設等を建設する計画が現在あると報じられています。



今回の大爆発で同市の職員らを含む数十人が現在逮捕されたと報じられているのですが、中国当局による情報統制が行われており具体的な事故の原因や現場の状況などはあまり報じられることはありません。

また今回の発表については「爆心地に政府ビルを立ててそこで反省させるべきだ」「公園に誰が遊びに行くんだよ。遺族が行くとでもいうのか?」 など中国国内でも不満の声が寄せられているとのことです。