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中国国家航天局が先月27日に打ち上げた地球観測衛星について、使用された『長征四号丙』の第一弾ロケットが国内に落下し民家を直撃するという被害が発生したと報じられています。

海外メディアによると8月27日、山西省忻州市岢嵐県にある太原衛星発射センターから打ち上げた地球観測衛星「遥感衛星二十七号」を乗せた長征四号丙ロケットの第一段目が、南東へ400~500マイル(640~800km)ほど離れた陝西省安康市旬陽県に墜落し民家を破壊する被害を出したと報じています。

China rocket parts hit villager's home: police, media - Yahoo News

記事によると、墜落が報告されたのは27日の午前で(打ち上げられたのは中国時間8月27日10時31分)、轟音を響かせながら落下してきたと報告されており、墜落現場では屋根を突き破り第一弾エンジンが転がっているという写真がネット上にアップロードされています。

新華社通信によるとこのロケットは長征四号の第一段目で墜落時間から数分前に打ち上げられたものだとしています。この事故によるケガ人はおらず、地元警察もロケットの推進システムの一部だと説明しパニックにならないよう呼びかけていたとのことです。

▼発射台から落下した地点までの飛行進路(目安)
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Photo:南方网

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Photo:南方网

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Photo:南方网

中国ではこれまでも打ち上げたロケットの補助ロケット等が地上に落下するという事故が発生しており、2013年12月2日には長征3号Bが同じく民家を直撃。
2012年4月には貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州の街中にロケットの第一段目が落下しており、この時は多くの人が轟音と共に落下するロケットを目撃しています。落下地点ではロケット燃料として使用されている有毒の赤煙硝酸の煙が立ち込めるなど被害が発生していました。

▼2012年4月貴州省に落下したロケットの第一段目
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