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電力さえあれば低コストで運用できるレーザー兵器が各国で開発されていますが、アメリカでは一足早く車両に搭載可能な小型レーザー兵器車両の量産を開始したと発表しています。

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アメリカの航空宇宙開発企業ロッキード・マーティンはモジュール式レーザー兵器車両『ATHENA』の量産を今月から開始したと発表しました。

Lockheed Martin Takes Laser to Higher Power · Lockheed Martin

このATHENAはミッションや目標に応じレーザー出力を可変することができる兵器で複数のモジュールを追加することで60kWから最大120kWまで出力を増強できるよう設計されています。

ロッキード・マーティンによるとこの兵器は「非常に手頃な価格」 としており、一般的な車両搭載型の銃火器と比べ信頼性に劣る欠点についてはレーザーを生成するためのシステムを複数組み合わせ階層化したことにより故障により使用できないという問題を回避しているとしています。また修理やメンテナンスの必要性は最小限に抑えたとしておりレーザー兵器の運用は一人で行えるとしています。
ただ、どのような車両なのかまた兵器になるのか写真は公開されておらず、予想では小さくてもキャンピングカーや小型トラック以上の大きさであることは間違いないと思われます。

このシステムは2015年3月に試作機を使った試験で30kWのレーザーにより自動車のエンジンを破壊することに成功したとする発表を行っています(見出し写真)。今回の量産型はこれよりも2倍から4倍の出力があり無人機や迫撃砲といった比較的高速で飛行る物体も迎撃できるとしています。

ロッキード・マーティンは1980年代よりレーザー兵器の開発を行っているとしておりAreaDefense Marinetime System「ADAM」という10kWのレーザー兵器の場合1.6km離れたところを移動するゴムボートを30秒で無力化する映像を公開しています。またこの程度のレーザー出力であれば5km圏内であれば攻撃に使用できる能力があるとも主張しています。

アメリカ海軍が初のレーザー兵器となった「LaWS」の場合は出力は30kW、レーザーを放つ『砲塔』は大型の天体望遠鏡並となっており、有効射程は1.6kmとしています。

▼AreaDefense Marinetime System ADAM

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