JLENS

米軍が運用している新型の飛行船型警戒機が地上と固定していたケーブルが外れ風に流されるまま漂流する事故があったと報じられています。

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BBC日本語版によると10月28日、米軍が運用するJLENS(統合高揚式陸上攻撃巡航ミサイル防衛ネット接続センサーシステム)の中核を担う巨大な無人飛行船のケーブルが外れ空中を漂うという事故があったと報じています。

流浪の米軍飛行船、無事に確保 - BBCニュース

記事によるとJLENSは米国東部メリーランド州の米軍基地で展開されていたもので、この日何らかの理由で係留するケーブルが切断しそのままペンシルベニア州まで北上していったといいます。この間、米軍は戦闘機2機を派遣し周辺を警備することになったのですが、その後高度を落とした飛行船はケーブルを引きずりなが低高度を漂流したこともあり送電線にも接触。これにより18,000世帯の地域を停電するなど被害がでたとのことです。


JLENSは1998年より28億ドルの開発費が費やし昨年末に試験運用が行われたばかりの最新の警戒機になります。飛行船は全長61mあり、上空に漂わせることで1つのシステムあたり半径170マイル、約273kmの広範囲について敵軍から発射された巡航ミサイルや地上の戦車などを監視、警戒することができるとされています。

開発元の米軍需製品メーカー「レイセオン」によると同じような監視能力のあるAWACS(早期警戒管制機)や無人機ならば4~5機が必要としJLENSを用いることで5~700%の運用コスト削減が見込めると主張しています。

▼東京を中心に半径170マイル、約273kmの円
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飛行船内部にはヘリウムが充填されており、メーカーによると時速100ノット(風速約51m/秒)にも耐えることができるなどと説明しているとのことです。

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