中国メディアの複数メディアによると先月20日、海口高速道路道路法の執行官が明らかに過積載のダンプドライバーを取り締まろうとしていたところ積載していた砂利をいきなり降ろし後方にいた執行官が生き埋めにされるという事件があったと報じています。

交通警官を生き埋めに！逆ギレトラック運転手に「よくやった...：レコードチャイナ
海南省公路管理局 海口超限车强行卸货

記事によると、この日執行官らは市内の砂利置き場で規定以上の積み荷を積載したダンプを見つけ停車を命じたものの検問を強行突破しようとしていたといいます。その後、執行官らによりダンプは停車させられ規定内の積み荷にするよう命じたところその場で荷台を持ち上げ始め後方にいた執行官が落ちてきた砂利に巻き込まれ一時生き埋めになったととのことです。



生き埋めになった執行官は30分後に助けだされたものの足と腰に痛みを訴えており病院で内蔵を負傷していないか検査が行われたとしています。その後の調査によりダンプカーは当時車両を含め79.3トンの重量があったことがわかったとのことです。

しかし、中国では「よくやった！」「交通警官なんざ埋めて当然」などと、トラックドライバーを支持する意見が多く寄せられたとしており、その理由は難癖をつけて罰金を取ろうとするという存在という認識が強いためだなとしています。