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米空軍によると今月、大学等の研究機関が開発した衛星を乗せた新型固体ロケット「SPARK」を打ち上げたもののまもなく制御不能に打ち上げに失敗したと発表しました。

Technobahnによると、アメリカ空軍の発表として今月3日カウアイ島にある米海軍の太平洋ミサイル試射場から打上げられた新型ロケット「Spaceborne Payload Assist Rocket - Kauai (SPARK) 」、通称『スーパー・ストライピ』について打ち上げに失敗したと発表しました。

US Air Force: SPARKロケットの初打ち上げ試験を実施・ロケットは制御不能に陥り完全失敗 - Technobahn

このロケットはスペースシャトルエンジンを開発したエアロジェット・ロケットダイン(エアロジェットとプラット& ホイットニー ロケットダインの合弁)が製造したもので、固体エンジンを搭載した三段式小型ロケットです。元はサウンディングロケット(観測衛星)という宇宙と大気圏の中間を観測する専用ロケットで、これを再設計し小型衛星を軌道に展開できる能力を付与したものになります。

性能については高度400kmの太陽同期軌道(1年を通し常に太陽に対し一定の角度で周回する南北軌道)に最大250kgの衛星を打ち上げる能力があり、サウンディングロケット並の低コストで運用できるとされるのがこの『スーパー・ストライピ』になります。



事故原因については機体が失われたことではっきりとしたことはわからないものの第一弾目の固体ロケット『LEO-46』に搭載されているスピンスタビライザーがダウンしたことで事故につながったとされているそうです。

このロケットには13の衛星が搭載されていたものの全て喪失した他、ロケット自体も予算上の理由により大幅に開発が遅れており今回の失敗を受けさらに事態が悪化することが予想されています。

▼スーパー・ストライピ
SPARK

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