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軌道上を周回する様々な人工衛星。それは望遠鏡であったり通信衛星であったりまたは巨大な研究施設でもあるのですが、中国とロシアは共同である衛星を送り込む計画があるとのことです。

ロシアメディア「Sputnik」によると、ロシアの科学者は中国と共同で「ハッピーネス・スター(幸せの星)」という人工衛星を展開する計画があるとしています。

ロシアと中国、軌道上に「ハッピーネス・スター」を建造する計画

この計画は世界どこでもインターネット接続ができるというイギリス『ヴァージングループ』傘下の「OneWeb」やそのほか幾つかの企業が計画している物と同じもので、高度400kmの低軌道に複数機の通信衛星を打ち上げ低軌道衛星群を構築し地上とのブロードバンド接続を可能にするというものです。

ロシアと中国が管理するという『ハッピーネス』計画。赤い幸福で心も赤くなりそうな計画自体はどの程度進んでいるのでしょうか。ロシアによると現在のところ、意見を出し合ってる程度で今現在そのような衛星群を構築する技術もないと話しているそうです。


ちなみに、「OneWeb」の計画では打ち上げられる衛星の数は合計900基で1基の重量は150kg程度、開発費用は50万ドル以下を目標にしています。(参考)