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中国で先日、川岸に不法投棄されたゴミから強い刺激臭が発生し周辺の住民らは頭痛や嘔吐するなど病院に担ぎ込まれる事態が発生したと報じられています。

中国紙『経済参考報』によると先月、安徽省淮南市を流れる川の川岸に巨大な穴が作られれそこに不法投棄されたゴミから強烈な刺激臭が発生したと報じています。

2800トンのごみが不法投棄、住民は嘔吐し入院=危険な廃棄物...:レコードチャイナ

記事によると、住民の話しとして川岸に掘られた穴は大きさは十数メートル、深さ4mほどの大きさで船で運びこまれたゴミが捨てられていたといいます。その後、不法投棄された現場から鼻を指すような刺激臭が発生し家の窓を開けれないどころかあまりの悪臭で頭痛や嘔吐を訴え病院に運ばれた住人もいるとしています。

淮南市当局の発表として不法投棄は2船により行われ、捨てられた2800トンあまりのゴミは既に回収されているなどととしてます。また担当者によると住人から通報があったのは10月25日で5日後の30日までにゴミの処理作業は終わったとしていました。

実は不法投棄したゴミは下流の浙江省から運搬されてきたものとしており、捨てたゴミは生活ごみと説明しているといいます。回収されたゴミについては当局も重金属や危険物質の成分は見つからなかったなどとしているものの、専門家によると生活ゴミから強い悪臭がするとは考えられず何らかの危険な廃棄物が混じっていたのではないかと説明しているといいます。

例えば別の洗剤と混ざるなどし刺激臭がでるものがあるのですがもしかしたらその手の化学変化により発生したガスによる被害が出たのかもしれませんが、船を2隻手配し2800トンを運んできて捨てるということについて通常のごみ処理以上のコストがかかっておりその点についてもおかしいことがあるとのことです。