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10月末以降、大雨の被害が続いているインド南部について先日インドのモジ首相が視察に訪れたとする写真が公開されたものの、窓に映っている外の写真が明らかな合成写真であることが明らかになり批判を浴びていると報じられています。 

インド南部のタミルナド州など広い範囲で大雨が続き被害が拡大していることを受けインドのモジ首相が航空機から現場視察した写真をインド首相府広報部が公開したものの素人が見ても分かる合成写真であることが明らかになりインド政府に対し批判が強まっていると報じられています。

インドのモジ首相が批判の対象、印南部で発生した洪水被害の視察で合成した写真を公表 - BusinessNewsline

記事によると、インドのモジ首相は間違いなく現場視察に訪れていたのですが、窓の外の映りを気にしたのか広報部は現場上空で撮られた写真を窓枠に合うように切り取り貼り付けました、しかしその処理が不完全で誰が見ても合成写真とわかる不自然なものになっていました。
批判を受けたモジ首相は自身のツイッターで合成前のオリジナル写真を公開するなど批判をかわしているのですが、インドのネット上ではこの写真を使って窓枠の外を別の風景に変えるという合成ネタが流行っているとのこです。 

▼モジ首相がツイッター上で公開した写真
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インド南部では1ヶ月以上も大雨が続いており10月末以降12月4日現在までで少なくとも269人の死亡が確認されています。被災者は約900万人になるとも言われておりこれまでインド軍により救助された人は12万人を超えているとのことです。