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旅客機や列車、船など必ず設けられているのは窓です。これは外の風景を見ることができるという最大の利点があるのですが、アメリカの航空関連会社は航空機に搭載可能な展望デッキを開発し今後の採用に向け働きかけを行っているそうです。

アメリカで航空関係の開発を行っているWindspeed Technologiesがこれまでありそうで無かった旅客機のサービスについて特許出願中だと報じられています。この特許とは機体上部に流線型の窓を設け上空からの景色をみることができるというものです。



Windspeed Technologiesによるとこれは『スカイデッキ』と呼ばれるもので、既にエアバスやボーイングといった大手航空機メーカーから問い合わせがあったなどとしており、今後数年以内このスカイデッキを採用した旅客機を試験飛行する計画があるそうです。

同社によると大型の旅客機では数基設置可能で、場合によっては個人が所有できるような小型のジェット機にも設置可能だと話しています。

個人的には贅沢な装備を施さなくても機外カメラとヘッドマウントディスプレイを使うことで低価格で360度の視野を提供できるのではないかと思ってしまうのですが、やはりお金持ちの方々に実際に目で見て楽しむ空間を作るということに『スカイデッキ』の価値が生まれてきそうです。