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中規模のショッピングセンターに行くと必ず置いてあるのはショッピングカートです。重い荷物を軽々運べるショッピングカートは大変便利なのですが、韓国ではこのショッピングカートが持ち去る被害が相次いでいると報じられている。

韓国のテレビ局MBNテレビは国内のスーパーマケットで多発しているというショッピングカートの盗難問題を報じています。

韓国のスーパーでカートが次々消える訳とは?=韓国ネット「...:レコードチャイナ

ショッピングカートは店内や駐車場まで使用し、使い終わったら元の場所に戻すというのは世界共通なのですが韓国では違います。韓国では自宅までショッピングカートを使ってもいいという謎の文化があり、あろうことかそのまま自宅やマンションに放置するという住人があとを絶たないといいます。

記事によるとショッピングカートを持ちだした客を取材したものの、客によると「マンションの守衛さんが片付けてくれるから」などと話そのままカートを押して帰ったといいます。どういうことかというと、韓国ではマンションの警備員が持ち帰ったカートを再び店に戻すということを行っており、MBNテレビが取材したマンションによると警備員らが1日に帰すカートの数は多い時で300台にもなるといいます。

この問題については過去にもお伝えしたことがあるのですが、客により盗まれたショッピングカートはマンションの『共有財産』になる場合があるとしており、韓国の首都ソウルのマンションでは20台あまりの盗んだショッピングカートが常備されておりこれ自体がマンション側が管理しているといいます。その理由はマンションに暮らす住人らがゴミ出しや荷物運びなどで利用しているためだなどと意味不明なことを述べていたといいます。

そこまで必要なものならば他人の物を盗むのではなく自分でショッピングカートを購入するか、マンション側が購入し管理するという方法が常識的な考え方になるのですがどうやらそうのような考えは一切無いという状態のようです。