image_6

国内の複数サイトによると「Tokyo 7th シスターズ」(通称ナナシス)や「単車の虎」などスマートフォン向けゲームを運営してる株式会社Donutsが『アカウント』や『レアキャラ』などを現金取引できるRMTサイト「プレマ」を運営していたと批難されていたことについて、先日サイトが閉鎖されたと報じられています。

『Tokyo 7th シスターズ(以下、ナナシス)』を運営しているDonuts社がRMT仲介サービス『プレマ』を運営しており、自社ゲームのRMTを推奨するのは問題なのではと言われている。

その問題については前回の記事を参照して頂くとして、問題のそのRMT仲介売買サイト『プレマ』が突如閉鎖となった。問題のサイトは本日夕方頃からメンテナンスに入り、先ほど「プレマについて」と告知が表示された。

ゴゴ通信
ゴゴ通信なと複数のオンラインサイトによると、株式会社Donutsは『プレマ』というサイトを昨年末より運営していたもののここ最近閉鎖される事態になったといいます。実は、プレマで取引されていたのはオンラインゲームではいずれも禁止されているキャラクターやアイテムといったゲーム内のもので、所謂RMTというユーザー同士がアイテムや仮想通貨をリアルマネー(現金)取引するサイトであり、その手数料としてプレマ側つまり株式会社Donutsにいくらかが支払われるようになっていたそうです。

▼プレマの公式ツイッターより
image_1

日本ではRMT自体は合法なのですが海外では法的に禁止されている国もあります。RMTについては国内のオンラインゲームでは規約で禁止されているものがほぼ全てで、行為が発見され次第アカウントの停止処分が下されるのが一般的です。

しかしプレマでは株式会社Donutsが運営しているゲームは当たり前として、パスドラといった他社が運営しているゲームのアイテムも取引されており自社が運営しているゲーム内で課金させレアアイテムを引きそれをプレマ経由で1万円で販売するという行為が賭博罪・賭博開帳罪などの法律に抵触するのではないかということでここ数日炎上する事態になっていたといいます。

これに対しプレマはホームページ上にこのような声明を掲載しています。

image
要は、ゲーマーがゲームで得たアイテム(もちろん有料のレアアイテムも含む)を安全に取引できるサービスとしてプレマを運営しており、怪しい業者との取引やオークションサイトを経由した取引で問題となる詐欺行為を防止する目的もあったと釈明しています。また同社によると、運営開始から閉鎖まで成立した取引は1つもないとのことです。プレマの運営開始は2015年12月24日です。


株式会社Donutsが運営する『Tokyo 7th シスターズ』などではプレマの主張する(同じ会社ですが)『安全なサイトを経由したRMT』ものであってもRMT自体を禁止すると規約に書かれておりプレイヤーはこれに同意する形でゲームを行っています。

スマホゲーについては先日話題となったグランブルーファンタジーことグラブルが、特定のキャラだけ意図的に引ける確率を低くしていた疑惑があるなど叩けば叩くほど金の匂いしかしない問題が相次いでいます。
ただ、今回のプレマについては法律に抵触するともいわれていることからこれまでも噴出したスマホゲーにおける問題とは一線を越えたものになっているそうです。