日本時間18日未明、スペースX社は人工衛星『Jason-3』の打ち上げで使用したロケットを帰還させる試験を実施したものの4本あるうち1本の足が固定されず着陸後転倒したと発表しています。
太平洋標準時1月17日10時42分18秒(日本時間1月18日3時42分18秒)、カリフォーニア州にあるヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げられたファルコン9ロケットについて、人工衛星の投入には成功したものの大西洋上に設けられた無人着陸船Autonomous spaceport drone shipへ帰還させるという試験については失敗したと発表しています。
こちらが今回行われた着陸映像になります。ファルコン9ロケットは宇宙から着陸船の真ん中に正確に誘導されたのですが、メインエンジン燃焼終了後垂直に立った状態から徐々に傾き爆発しました。同社のCEO、イーロン・マスク氏によると着陸までの侵入速度と着陸時の速度は問題なかったとしており着陸脚の強度不足ではなくロックしなかったことに原因があるとしています。
▼帰港したAutonomous spaceport drone shipとファルコン9ロケットの残骸
▼ファルコン9に搭載されている着陸脚
First stage on target at droneship but looks like hard landing; broke landing leg. Primary mission remains nominal → https://t.co/tdni53IviI
— SpaceX (@SpaceX) 2016, 1月 17
こちらが今回行われた着陸映像になります。ファルコン9ロケットは宇宙から着陸船の真ん中に正確に誘導されたのですが、メインエンジン燃焼終了後垂直に立った状態から徐々に傾き爆発しました。同社のCEO、イーロン・マスク氏によると着陸までの侵入速度と着陸時の速度は問題なかったとしており着陸脚の強度不足ではなくロックしなかったことに原因があるとしています。
▼帰港したAutonomous spaceport drone shipとファルコン9ロケットの残骸
▼ファルコン9に搭載されている着陸脚