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航空機本体に致命的な問題が発生した場合、乗客らは機体と運命を共にすることになるのですがウクライナのとある航空エンジニアは乗客を安全に地上に帰す画期的(?)な提案をしています。

ウクライナの航空エンジニア、ウラジーミル・タタレンコ氏が提案したシステムとはエンジントラブルなど機体に重大な問題が発生した場合、機体と客室を切り離しパラシュートと逆噴射、エアークッションを使用し地上に着陸させるという案です。

The plane that can detach its entire CABIN in the event of an emergency | Daily Mail Online



記事によると、ウラジーミル・タタレンコ氏はこの設計に3年の時間を費やしようやく具体的な案が形になったとしています。まず搭載されているパラシュート等は客室上部の中央付近に収められており緊急時に旅客機本体から切り離され海上、地上問わず安全に着陸できると主張しています。

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この案について航空事故の確率から考えて『費用対効果』がどうしても疑問が残るのですが、ウラジーミル・タタレンコ氏によるとこれまで行った調査として「航空機を利用する95%の人がチケットの値段が高くなっても搭乗したいと考えている」と主張しています。

ちなみにウラジーミル・タタレンコ氏は輸送機から物資を空中投下するような形で客室を引っ張りだす方法も発案しておりこちらについては既に特許を取得しているそうです。

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旅客機には客室下には燃料タンクがあり、動画のような完全な着脱式になるとこの分の燃料を別に設ける必要があるなど、機体構造上に問題が生じる可能性が考えられます。構造についてはケプラーとカーボンの複合材で十分な強度は確保できるとしているものの、この手の脱出方法は採用されることはないと考えられます。
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