フィディラーツィヤ

ロシアが開発しているソユーズに変わる新型宇宙船についてロスコスモスは、投票順位としては3位だった『連邦』という意味の「フィディラーツィヤ」に決定したと発表されています。

ロシアの国営企業ロスコスモスによると、2021年に初打ち上げを目指す新型宇宙船について当初ガガーリンが最有力と噂されていたのですが、『連邦』という意味の「フィディラーツィヤ(ФЕДЕРАЦИЯ)」との名称にすることに決定したと発表したと報じられています。

ロシアの新型宇宙船、名前は「フィディラーツィヤ」に決定 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

この名称については2015年12月4日~23日にかけロシア国民を対象に10個の候補から1つを選ぶという投票が行われました。その結果、1位は「ガガーリン」(1万389票)、2位は「ヴェークタル」(4866票)、3位は「フィディラーツィヤ」(3604票)となっていたもののロスコスモスは社内で検討した結果3位の名称を選定することになりました。

▼ロスコスモスが用意した10の候補
「フィディラーツィヤ」(連邦)
「ガガーリン」(人類初の宇宙飛行士)
「ローディナ」(祖国)
「ズヴィズダー」(星)
「リーディル」(リーダー、指導者)
「ガラークティカ」(銀河)
「ミール」(平和)
「ザディアーク」(黄道帯)
「アーストラ」(ギリシア語の星)
「ヴェークタル」(ベクトル、ベクター)

フィディラーツィヤは1960年代から運用しているソユーズファミリーに換わる有人宇宙船で、国際宇宙ステーションなど低軌道であれば6人と500kgの貨物、月といった遠くの軌道へ4人と100kgの貨物を搭載することができます。

フィディラーツィヤはソユーズ宇宙船にはない着陸脚が搭載されており、月や火星といった他の天体への軟着陸も可能な再利用できる宇宙船として開発が進められています。

新旧宇宙船比較

参考としてこちらが現在開発されている宇宙船のサイズ比較になります。左からアメリカのオリオン宇宙船、ボーイングのスターライナー、そして今回のPTK NPことフィディラーツィヤ、スペースXのドラゴン宇宙船と続きます。形状は従来の宇宙船とほとんど変わらないもののサイズは倍以上になっており特に内部空間は立てるほどの広さが確保されています。

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