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中国メディアによると、来月の春節を前に国内の花火工場で爆発が相次いでいると報じています。

新華社など中国の複数メディアによると、今月14日河南省開封市通許県の花火工場で爆発事故が発生し6日後の20日にも江西省上饒市広豊区で同じく花火工場が爆発する出来事があったと伝えています。

14日の爆発事故についてはこれまでに10人が死亡、7人が重軽傷を負っており近所の住民の話として爆発前にパンパンと小さな爆竹が破裂するようなと共に大きな爆発音が聞こえ外に出てみるときのこ雲ができていたと話しています。(参考)

20日の爆発事故では3人の死亡が確認され53人が負傷しています。この工場の近くには街があり工場の半径3kmの範囲では爆発による衝撃波で窓ガラスが割れるなど被害が出ているとのことです。(参考)



この爆発事故について従業員の話によると工場では100人前後の人が働いており住み込みで働いている人は20~30人あまり。午後3時から4時には終業しており、爆発事故が発生した時間帯には工場は稼働しておらず出入りする人はいないのではないかと話しているとのことです。

中国では年間で最大のイベントとなる春節を前に工場はフル稼働状態だったと考えられ出荷前の大量の花火に引火したことで被害も大きくなったと予想されます。