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ドイツの学術研究機関マックス・プランク研究所に建設されたヘリカル型としては世界最大規模の核融合炉『ヴェンデルシュタイン7-X』について先日稼働を開始したと発表しています。この実験施設では今後生成されるプラズマを約1億度を超える温度にすることと、長時間のプラズマを維持する研究を行ないます。写真は生成された数千万度プラズマ。 

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ドイツ北東部グライフスヴァルトにあるマックス・プランク研究所で2005年より建設が進められていたのはヴェンデルシュタイン7-Xという直径5.5mという世界最大のヘリカル型核融合炉のある実験施設です。先日、この施設が完成し記念式典に参加したメルケル首相により水素を投入され初稼働したと報じられています。

核融合炉「ヴェンデルシュタイン 7-X」で水素プラズマ生成に成功、実用化は2025年ごろか - GIGAZINE

核融合炉については現在いくつかの種類があるのですが、ヴェンデルシュタイン7-Xは『磁場閉じ込め方式』を採用したヘリカル型核融合炉です。この時、磁場で閉じ込められるのは一億度を超える超高温・超高密度のプラズマでこのプラズマを最大で30分維持することを目標としています。
3日に行われた実験ではプラズマの持続時間は0.25秒ほどでプラズマの温度は8,000万度だったとしており、今年3月まで実験を繰り返し、さらに高温にして10秒間のプラズマの維持を目指すとしています。

▼建設中のヴェンデルシュタイン7-X
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核融合炉と言えば核融合発電があるのですが、この施設では発電は行うことはできません。ここでは核融合発電の実用化を目指しその心臓部となるヘリカル型核融合炉を研究する施設となており、研究者によると2025年頃に核融合発電が行えるよう研究を進めていくと話してるそうです。


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