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宇宙を漂う隕石は時には地球の大気圏を通過し地上に落下してくることがあります。海外メディアが報じたところによると先日、この隕石により人が命を落とす出来事があったと報じられています。

インド当局によると、2月6日(現地時間)、インド南部タミル・ナードゥ州にある私立工科大学のキャンパスに隕石が落下し、1人が死亡したという。この爆発が隕石によるものだったことが科学者によって確認されれば、隕石の落下による人間の死亡の初めての記録になりそうだ。

WIRED.jp
隕石による死亡が報告されたのはヴェールール県Kパンサラパリという街にある私立工科大学です。記事によるとこの大学でバスの運転手をしていた職員が死亡したほか3人が怪我を負ったとしています。また落下地点付近ではバスや建物のガラスが割れる被害が確認されたとして隕石は地上近くで爆発したものと考えられます。


宇宙から地球に降り注ぐチリの量は年間約4×10の7乗kg(4万トン)とされています。その中でも地表に落ちてくる隕石はNASAによると過去20年で556個。現在は1週間に1個ほどのペースで落下していることが明らかになっています。また平均して年に1回程度広島型原爆規模のエネルギーを発生させる隕石落下が確認されています。

今から3年前にはロシアのチェリャビンスク州に直径17m、質量1万トンの隕石が秒速18km(マッハ53)という速度で大気圏に突入しました。この隕石は空中爆発したもののその時放出されたエネルギーは約2100兆J (2.1PJ) で広島型原爆換算で30倍以上あったと考えられています。
しかし、この隕石でも骨折する人や怪我をした人はいたものの死亡した人はおらず、報告された例といては今回が人類初の隕石による死亡ということになりそうです。

▼チェリャビンスク州の隕石落下
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