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春の訪れ告げる桃の花。中国のとある観光地では『花を真っ先につければ儲かる』ということで偽花をつける作業が行われたと報じられています。ちなみに観光に訪れた人は特に文句で出ていないとのことです。

2月半ばということで日が長くなる一方、春の訪れはまだ早いかなという気候が続いていますが中国の四川省成都市の観光地「竜泉山」では従業員らにより偽の桃の花が付けられたと中国共産主義青年団(共青団)の機関紙『中国青年報』が伝えています。

也是拼了!成都农家乐扎假桃花引游客爆棚_图片频道__中国青年网

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中国では現在、春節という旧正月中の連休中で中華圏では1年のうちで最大のイベントということもあり観光地は賑わっているのですが、竜泉山では植えられている桃の木に偽の花をつける作業が行われました。桃の木を管理しているお店によるとここでは『毎年真っ先に桃が開花した店は繁盛する』という言い伝えがあるそうで、我先に偽の桃の花をつけ始めたそうです。

もちろん春節に合わせた作業になるのですが、観光地を訪れた観光客からは偽の花ということで不満の声が寄せられるのかと思いきや、早く訪れた『偽の春』に満足している様子だったとのことです。

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Photo:中国青年网
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Photo:中国青年网
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Photo:中国青年网