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昨年8月、中国の天津市で発生した大規模な爆発事故について当局が最終的な調査結果を公開しました。しかし、中国ではこの事件について検閲の対象となっておりインターネットではコメントが書き込めない状態が続いているとのことです。

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中国国営の中国中央電視台(CCTV)は先日、中国国務院の発表として昨年8月12日に発生した天津市の大規模爆発について最終調査結果を伝えました。

天津爆発事故の最終的な調査結果発表、中国版ツイッターでは...:レコードチャイナ



記事によると、今回の事故の原因として爆発現場となった瑞海国際物流有限公司の倉庫に保管されていたニトロセルロースが乾燥するなどして自然発火し、硝酸アンモニウムなどの化学物質の爆発を引き起こしたとしています。(当初言われていた消防隊の放水が原因とはしていない)
また大量の化学物質が保管されていたという報道について、調査によると港にあったシアン化ナトリウムは681トンとしておりこれは施設における設計上の保管量を40倍を上回る数値だったともしています。

事故による死傷者はこのようになっています。
公安の消防隊員 24人
天津港の消防隊員 75人
公安警察 11人
事故企業および周辺企業と周辺住民 55人
行方不明者 8人(天津港の消防隊5人と他3人)
負傷者数 798人
合わせて、建物304棟、自動車12,428台、コンテナ7,533個が損壊したとしており、爆発による経済的損失は直接的なものだけで68億6600元(約1,236億円)としました。中国国務院は今回の事故を「非常に重大な安全責任事故である」と表現しています。

今回の爆発で公安当局は企業関係者24人、検察機関は行政関係者25人を強制的に捜査したほか、調査グループは調査した天津市の副市長2人を含む123人は免職や降格処分、内74人について共産党の規律などに基づき処分するよう勧告しているとのことです。
また、企業幹部が天津市で営業ができるよう市幹部に現金を渡したり飲食の接待をしていたとしています。

中国ではこの報道により中国版ツイッターではアクセスワードランキングで上位にはいったものの、直ちに検閲が入り報道や爆発事故関連のコメントは書き込みできない状態が続いているとのことです。


天津市は爆発現場となった港に公園や商業施設を建設する計画を発表しており、事故から2ヶ月も立たないうちに埋め立てを開始し芝を植える様子が撮影されています。

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