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餌の確保や巣作りなどアリの社会に欠かせない働きアリ。この働きアリについては過去の研究で一定の割合が怠けていることがわかっていたのですが、巣を長く持続させるに必要な存在であることが分かったそうです。

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アリの研究ではよく耳にする北海道大大学院農学研究院の長谷川英祐准教授らの研究チームによると、アリの集団は全ての個体が動くよりも、働かず怠けるアリがいた方が結果的に長く存続することを突き止めました。

記事によると、具体的な内容は分からないのですがアリの巣に一定数いるという『働かない働きアリ』について実は『よく働く働きアリ』が疲れた時に交代し働いていることが確認できたとのことです。

長谷川英祐准教授らの研究チームは過去、ほとんど働こうとしないアリは全体の2割程度おり熱心に働くアリは1割にも満たなかったとしています。また働きアリに仕事を与えたところ全体の1割の個体が怠けていることが分かりました。その個体を取り出し仕事をさせた結果、またその1割が怠けるという法則のようなものを発見しています。

当時教授らは働かない働きアリが一定数いることについて「群れの全員が働くと同時に疲れ切ってしまうので、誰かが休んで余力を残しているのかもしれない」と考えを示していたのですが、今回予想通りの結果が報告されました。


「どの程度の頻度でアリ達は交代しているのか」という点が気になるのですが、具体的なことは書かれておらず詳細は不明です。そのヒントとしてアリゾナ大学が行った研究では全てのアリに色をつけ全行動を2週間、1日あたり6回それぞれ5分づつ全ての行動を観察したというものがあります。

結果、働きアリとされるタイプのうち71.9%は観測した5分間は怠けたような動きを見せ、残りの25.1%に至っては1度も働こうとはしていなかったといいます。そして『よく動く働きアリ』はわずか2.6%に過ぎませんでした。合わせて行った24時間連続した観察によると怠ける働きアリというのは24時間1日中怠けていたことがわかっています。

この結果については実験で行った仕事量の問題なのか実験や観察に問題があったのかは分からないのですが、人間社会でありそうな例えば日数や時間で入れ替わるというものではないと考えられます。
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