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ビンディングの型取りが終わったら仮印刷です。この仮印刷は最終的に購入したシートの練習を含めたものになるので特に慣れてない人やスキー板で痛板を作る場合は必ず行うようにしてください。

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仮印刷はモノクロ印刷でもカラー印刷でもどちらでもいいのですが、最終的なデザインを確認したいため普通紙を使用しカラー行うことにしました。

痛板のデザインについては以前公開したテンプレートでイメージ行ってください。デザイン方法、ソフトの操作方法について省略します。
痛板製作者向けテンプレート(itaita) : ZAPZAP!

さて、仮印刷をする前に下記のオーバーラップ後の紙の位置についても予め把握しておく必要があります。

▼これまでの作業で出た紙の切れ端を再利用し板に置いていきます。
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参考としてこのような画像を用意したのですが何が良くて何がダメなのでしょうか。実は板の長さによっては紙の継ぎ目の部分が先端付近にできてしまうことがあります。この場合、最後の1枚が捲れやすくなるので板の上にシートが十分に乗るような位置にくるようオーバーラップなどを利用し調整してください。


デザインが終わったら印刷になるのですが、ここではオーバーラップという方法で進めていきます。
参考:【痛板】繋ぎ目について考える : ZAPZAP!

方法としては参考先にも書かれているように進めます。
  1. 印刷範囲が重なるように印刷する
  2. 2枚を重ねマスキングテープで仮止め
  3. 裏返し、端から端までマスキングテープで固定
  4. よく切れるカッターナイフで切り取る
仮印刷の場合は写真用紙でもいいのですが今回はインクジェットプリント紙という普通紙と写真用紙の中間のようなものを使用しました、紙自体は普通紙よりも僅かに固く厚いを感じる程度のものでオーバーラップ時の固定はセロテープで行いました。
あと私の場合、印刷で重なる範囲は300dpiで230ピクセルとしました。これはセンチに変換すると1.94cm(実際は印刷枠の影響で1.3cm程度)となり、この1.3cmのどこかで切り取れば2枚が隙間やズレがなく綺麗に合わさります。

ピクセル・センチ変換 - 用紙サイズ一覧.com

重ねあわせについては最終的な完成度に影響してくるので、ここでもズレが出ないよう慎重に行ないます。
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▼この状態でデザインのどこに板をもってくるのかを調整します。さらにこの基準位置が分かるように紙の裏側にトップからテールに一本の直線を引きます。この直線上に板やビンディングの中央線が配置されることになります。
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▼次に板にシートを置く基準となる中央線や点を入れます。
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このようにノギスを使用し中央を見つけます。中央点や線はマジックで書き込むと残ってしまうのでセロテープ張りその上に付けていきます。このテープは最終的に貼り付ける直前に取り除いてください。

スキーの場合はビンディング周りが複雑になるので慎重に配置していきます。まず先ほど印刷した長いシートを切り離し、ビンディングのつま先、つまりトゥーピースの位置にくる紙の線と板の中心点を合わせるように配置します。この時、板に対し紙がまっすぐ配置されていないとテール側にいくについれ盛大にずれ最悪の場合紙から板がはみ出してしまうので注意が必要です。
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▼かかと側についてもノギスをしようしトゥーピースと距離を図ります。ヒールピースを転写した紙を使いズレがないよう確認しながら行ないます。
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仮印刷から写真のような位置合わせ終了まで約6時間の作業となりました。

▼本印刷を前に板の汚れを落とします。特に1回でも滑走したことがある板は表面に汚れが付いておりシートが剥がれやすくなる原因になるので丁寧に洗ってください。
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次は本印刷を行ない、仮印刷を基準に“左右”“裏表”間違わないように製作を進めていってください。シートの水張り、カットについては『自作痛板、オーバーラップで作る12-13モデル : ZAPZAP!』でまとめているので参考にしてください。


残念ながら説明はここで終わりとなります。結果を説明しますと仮印刷で製作中止となりました。
工程としては仮印刷の全ての位置合わせが終わり次は実際のシートを使用した本印刷という段階だったのですが、実は完成した仮印刷の板を2枚並べたところトップ側のキャラクター大きく配置しすぎて違和感があったことと、写真では4枚上の工程、つまり紙に線をいれる位置に余裕をもたせすぎたため左右の板でキャラが離れ過ぎてしまい見た目が悪くなるという初歩的なミスをしたためです。

これ自体は次の本印刷前にデザイン調整すれば済む話しなのですが気力が無くなったというか、やる気が無くなってしまいこのような判断となってしまいました。

次回はあめりに面倒なスキーの痛板製作についてこれを打開する案を提案して終わろうと思います。

第一回 スキーの痛板を作ろう―表面処理編

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