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現代の乗り物かと思わせる流線型が美しいこちらの機関車。実は1930年代に開発されたもので最高速度は155km/hを記録していたそうです。今回は旧ソ連が開発した高速蒸気機関車IS20-16を紹介します。

1930年代から採用され始めたのは『流線形車両』と呼ばれ高速鉄道車両シリーズです。その黎明期、1937年に完成したのは蒸気機関車とは大きく形状が異なるIS20-16(ИС20-16)「スターリン」という車両です。具体的にどのようなものだったのかはよく分からないのですが、当時技術を有する国では同様の車両が幾つか造られたそうです。



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Photo:English Russia
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Photo:English Russia
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Photo:English Russia
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Photo:English Russia
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Photo:English Russia
ちなみにイギリスではLNERクラスA4蒸気機関車4468『マラード』が1938年に誕生しています。この蒸気機関車は最高速度203km/hを記録しており現在も破られていないとのことです。