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今月3日開通したばかりの韓国・仁川国際空港のリニアモーターカーで23日、電力供給ケーブルで火災が発生し車両の運行が中断する事故が発生していたと報じられています。

Record Chinaによると韓国の朝鮮日報が報じた内容として今月23日、韓国・仁川国際空港のリニアモーターカーの線路上で電力を供給するケーブルが炎上し車両の運行を一時停止する事故が発生したと報じています。

韓国リニアがまた!火災により列車が線路上で停止=韓国ネッ...:レコードチャイナ

記事によると、火災があったのは23日午後2時40分頃、終点の龍遊駅から車両基地方向に400m離れた位置で電力供給ケーブル火災により電力供給がストップし当時運行していた車両が停車。乗客20人は避難路を歩き最寄りの龍遊駅まで移動したとしています。



火災の原因について韓国国土交通部は「事故原因は調査中」とする一方、その後行われたという16回の運行試験で問題がなかったことを受け「列車の運行に重大な欠陥はないとみており、24日午前から通常運行する」という判断を示していたといいます。
原因がわかっていないにもかかわらず車両を動かすという、またも韓国の安全軽視とも言える態度を示したことに国内では不満の声が多く寄せられているとしています。


このリニアモーターカーについては2016年2月3日に開通した全長6.1kmの路線です。しかし、開通式からわずか8分後、車体と路線が接触したことで緊急停止。国土部二次官など来賓やイベント関係者40人あまりが乗車した車両から大量の煙が上がるなど火災寸前の事故を起こしています。
不具合はそれだけではなく駅に停車するはずの車両がそのまま通過するなど重大事故に繋がる問題も発生しておりオープンしたその日に完成度の低さを露呈する形になっています。