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韓国では来年12月大統領選挙に向けた前哨戦として来月4月に総選挙が行われるのですが、この総選挙の候補者となっている1102人のうち4割が何らかの前科がある人間であることが分かったとしています。

第20代国会議員総選挙に出馬した地方区・比例代表候補1102人のうち38%に当たる426人に罰金100万ウォン以上の前科があることが明らかになった。

中央選挙管理委員会が提供した候補者情報を中央SUNDAYが分析した結果によるものだ。全地方区候補944人のうち40.7%の384人に702件の前科が、比例代表候補158人のうち26.6%の42人に101件の前科が確認された。 

中央日報
韓国最大の新聞社『中央日報』によると、今月4月に行われる総選挙の立候補者について比例を合わせた1,102人のうち426人が何らかの前科があったと報じています。記事によと前科の中で多かったのは飲酒運転で124人となっています。

また、前科が10を超えるという立候補者もいたとしており、あるものは一般交通妨害、都市公園および緑地法違反などで10回の罰金刑、他には不正小切手取り締まり法や勤労基準法違反など10件の前科がある人間がいたとしています。

韓国では公職選挙法が改正され2012年から罰金100万ウォン(約9万6000円)以上の前科記録が一般公開されており誰でも閲覧することができるとしています。


ちなみに、2014年6月に行われた韓国の統一地方選挙では8,994人が立候補したもののこのうち39.8%に罰金100万ウォン以上の前科があったと報じられたことがあります。(参考)