竹

植物といえば地球温暖化防止の点から有効であるとして保護される場合がありますが、実は植物の中には逆に多くのCO2を排出していまうものがあるそうです。それは日本にも生え、様々な場面で使用される『竹』です。

竹は、環境に優しい素材とされている。急速に成長しながら大気中の二酸化炭素(CO2)を取り込み、温室効果ガスを封じ込めてくれると考えられてきたのだ。エコ素材としての竹ビジネスも有望で、現在中国だけで270億ドル規模、2020年までには480億ドル規模にまで拡大する見通しだ。

ところが、ある研究が「環境に優しい」という常識に疑問を投げかけている。竹はむしろ炭素を排出しているかもしれないというのだ。

NATIONAL GEOGRAPHIC
記事によると研究を行ったのはインドの国立地球科学研究センターでBambusa vulgarisという1500種ある竹の1種について閉鎖環境で空気のCO2や酸素濃度を調べたところ大量のCO2を排出していることがわかったというものです。
研究では年齢6カ月と1年の竹の竹をそれぞれプラスチック製の容器に入れ自然と同じ環境下に置き容器内の空気の濃度を24時間測定しました。結果、樹齢が若くまた気温が高いとCO2排出量はより高くなる傾向が分かったとしています。

竹も通常の植物と同じように光合成をしているもののそれよりも多くCO2を排出していることについて、竹は成長が速いためこれが上手にできていない可能性、土壌のCO2を吸い上げ排出している可能性、または未知のプロセスでCO2が排出している可能性の3つを指摘しています。

ただこの研究について24時間という調査時間は妥当だったのか、また土壌の微生物も二酸化炭素を出していることから正確に測定されているものではないという反論もあり今回の研究について研究のやり方に問題があるという指摘も寄せられているとのことです。
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