ラザフォードエンジン

アメリカの航空宇宙ベンチャー ロケット ラボが開発しているエレクトロンロケットについて、メインエンジンとなる『ラザフォードエンジン』の燃焼試験を実施しました。

アメリカのロサンゼルスに本社を置く航空宇宙ベンチャー『ロケット ラボ』は自社が開発したラザフォードエンジンについて2回目の認定試験燃焼を行ったと発表しています。

Rocket Lab Qualifies Second Stage of Electron Launch Vehicle from Rocket Lab on Vimeo.


ラザフォードエンジンは『電動駆動ロケットエンジン』といわれるように一般的なロケットエンジンと大きく構造が異なっています。同エンジンは液体ロケットエンジンには必ずついてるターボポンプという液体酸素や液体水素を燃焼器に送り出す複雑な装置がなく代わりに電気モーターでこれを稼働させています。これによりエンジン構造を大幅に簡略化に成功。また最新の3Dプリンタを使用することで大幅なコストダウンに成功しました。



エレクトロンロケットのスペックは全体重量10.5トン、全長18メートル、直径1メートル、液体酸素とケロシンを推進剤としておりエンジンの最大出力は146キロニュートンです。従来の同性能ロケットに比べ打ち上げコストは1/10、110kgの衛星を高度500kmの低軌道(LEO)に500万ドルで送り込むことができると主張しており、同社はアメリカのロッキード・マーティン、ロケットダイン、米国防総省DARPAと開発計画を契約しています。初打ち上げは今年を予定しているとのことです。

また子会社の事務所のあるニュージーランドでは同社が運用する発射基地を建設しており、完成すれば世界初の民間宇宙基地となるといわれています。

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