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アメリカの民間宇宙ベンチャースペースXによると今月6日、フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げたファルコン9ロケットについて前回に引き続き今回も洋上に設けられた無人船のへ着陸に成功したと発表しています。

SpaceXによると、日本時間5月6日午後14時に打ち上げられた日本のスカパーJSATが運用する人工衛星「JCSAT-14」を載せたロケットの打ち上げに成功したと発表しています。またファルコン9ロケットの第一段は前回に引き続き洋上展開した無人船への着陸が行われこちらも成功したとしています。同社がロケットを回収することができたのは前回に続き3回目となりました。



スペースXのCEO、イーロン・マスク氏によると今回の打ち上げについて無人船への着陸成功率は「5割程度」としており、前回よりも難しい着陸になると見解を示していました。その理由は人工衛星を投入する軌道が異なっていることが理由です。前回は人工衛星は地上400kmの低軌道へ投入されたものの、今回はより高い静止軌道という高度3万5700kmに送り込む必要があり、より速い速度で第二弾目を切り離す必要がありました。
これにより再び大気圏に再突入し激しい熱と振動でロケット本体、特にエンジンに故障が発生する可能性が高くなるため成功率を予め低く見積もっていたと考えられます。

スペースXが公開している動画から第一段燃焼終了時の速度を比較すると前回が約6,600km/hで今回は約8,200km/hの速度がでていました。燃料終了時の飛行高度は前回が70km程度、今回は64km程度となっています。

今回の打ち上げ成功と回収成功は静止軌道という一般的な衛星では最も高高度に打ち上げたロケット回収も行うことができる技術の証明であり同社のロケット打ち上げでも非常な重要な成功になったと考えられます。


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