HIFiRE

アメリカやロシア、そして中国等の国が開発を進めている次世代技術として極超音あります。これは大気圏内を銃弾の弾よりも速いマッハ5以上で飛行させるというものなのですが、オーストラリア国防省はHIFiREという試験機の飛行試験に成功したと発表しています。

オーストラリア国防省は18日、極超音速試験機「Hypersonic International Flight Research Experimentation Program(HIFiRE)」の飛行実験を行い、高度278キロで、マッハ7.5の目標速度を達成したことを発表した。

Technobahn
HIFiREとはオーストラリアとアメリカが行っている共同研究プログラムで大気圏内を極超音速(マッハ5以上)で飛行する推進、燃焼、材料、センサー、誘導制御といった各種関連技術の開発、そして次世代航空機となる基礎科学を探求する目的のため行われています。同機は2009年5月に初の極超音速試験が行われています。ただ、2012年9月以降目立った動きは無かったのですが今月数年ぶりの試験飛行が行われました。

HIFiREはいずれも軍事目的で研究されているものでDefence Science and Technology Organisationというオーストラリアの防衛部門、米空軍研究所(AFRL)、そしてボーイング、豪クイーンズランド大学により行われています。



記事によると今回の試験ではサウンディングロケットという低軌道に観測衛星を打ち上げるような小型ロケットを使用し高度278kmでマッハ7.5を記録したとしています。また機体そのものにエンジンは搭載されていないと考えられ計画全体で10回程度の打ち上げ試験を行い最終的にラムジェットやスクラムジェットという高速飛行に特化したようなエンジンを搭載し動力飛行を目指すとしています。

見出しでも紹介したとおりこの手の極超音速機の開発はアメリカ、ロシア、中国、ドイツ、ブラジル、インド等複数の国で進められており、最も研究が進んでいると考えられるアメリカではFALCONという開発プログラムをはじめ複数の極超音速機研究が知られています。開発に関わっているのはボーイングやプラット・アンド・ホイットニー・ロケットダイン、ロッキード・マーティンそしてNASA、大学その他研究機関です。
もちろんこの手の機体は人が乗り込む飛行機として開発してるのではなく、コンベンショナル・ストライク・ミサイルという運動エネルギー対象を破壊する兵器として運用を目指しています。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで『ZAPZAP!』をフォローしよう!