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回転寿司屋に行くと流れてくるサーモン。日本では人気1位のネタとされているのですが、実はこの魚を輸出しているチリでは今年2,500万匹もの養殖サーモンが死亡するという出来事があったそうです。

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ここ数週間、チリ南部から続けざまに大量死の報告が届いている。最初は、養殖場のサケが大量死。次に、大量のイワシが沿岸に浮かんでいた。続いて貝類が何マイルにもわたって海岸線に打ち上げられ、さらにクラゲや鳥、哺乳類までもが死体で発見されている。

死の蔓延で、人々の間にはパニックが広がっている。漁師らは生活への危機感から、通りをふさいで抗議行動を起こした。「汚染を恐れて、誰も魚を食べません。島民全員が影響を受けています」と、チリ南部、チロエ島の主要都市の1つ、ケジョンの漁協で組合長を務めるマルコス・サラス氏は嘆く。

NATIONAL GEOGRAPHIC
2016年2月から3月にかけ、チリ沖では養殖場されていた2,500万匹のサケ(サーモン)が死亡する出来事があったそうです。原因は当局によると有害藻類ブルームつまり『赤潮』が原因と判断しているのですが、この赤潮の発生原因は行き過ぎたサケ養殖にあるのではないかと指摘があるとのことです。

2,500万匹のサケが死んだ赤潮では陸上で処理できない7割を海洋投棄したそうです。これは地元の漁民らも納得したうえでの判断だったのですが、海洋投棄後何が発生したのかというと数週間後に数え切らないほど大量の死んだイワシが打ち上げられ続いて貝類と続きました。そしてクラゲや鳥、哺乳類も犠牲になった姿が確認されたそうです。

この大量死については当局は海水温が高くなるエルニーニョ現象が原因としているものの、米大学の研究者らは海洋投棄したサケに原因となった可能性もあるとしており微生物に大量の餌(サケの死体)が供給されたことで赤潮が発生し大量死が発生した可能性があると見方を示しています。

ではきっかけとなった2,500万匹が死んだ赤潮は何が原因で発生したのでしょうか。これについても様々な見方があるものの、サケの養殖で使用する餌そしてサケから放出される排泄物から微生物が大量繁殖し赤潮に繋がったと環境活動家は主張しているそうです。

寿司屋に行くと必ずサーモンを食べるという人も多いと思うのですが、一方で養殖サーモンに関しては過去に何度も汚染されていることが報告されていることもあり、今回のチリに関しても深刻な海洋汚染が進んでいる可能性も考えられます。
地元民ですら赤潮発生後、口にしていないという魚だけに輸入先を確認できるのであればこの地域で獲られた魚は口にしないほうがよいのかもしれません。
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