アイヴァンパ

鏡で太陽光を反射し熱で発電するという集光型太陽熱発電。太陽をエネルギー源とする再生可能エネルギーを生産できる施設として特に海外では大規模発電所が建設されているのですが、世界最大の太陽熱発電で先日火災が発生したと報じられています。

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カリフォルニア州の砂漠に大量の鏡を設置した「世界最大の太陽熱発電所」で火災が発生した。グーグルなどが資金を投じたものだが、当初の発電目標を達成できずにいるほか、発電コストが高いことや、パイロットや鳥への被害問題などでも圧力にさらされている。

WIRED.jp
今回火災があったのは集光型太陽熱発電所を語る際には必ず登場する米カリフォルニア州モハーヴェ砂漠のアイバンパ太陽熱発電所です。記事によると、事故があったのは現地時間5月19日午前9時半で、この日ヘリオスタットつまり地上に置かれた平面鏡の一部に不具合が発生し本来光を集中させてはいけない部分に焦点を合わせてしまったといいます。

記事によると光はタワーの2/3程度の若干低い位置に集められたとしており電源ケーブルが燃え、ダクト・送水管が溶けたり焦げる事故になったとしてます。火事は直ちに消し止められそれほど大きな被害にはならなかったとしています。

アイヴァンパ_1

アイバンパ太陽熱発電所は2014年2月に操業を開始した太陽熱発電所です。同施設はタワー式太陽熱発電という方式で太陽光を中央の高さ130mの集熱器に光を集中させます。現在3つのタワーがありそれを包むように173,500枚の平面鏡が設置されています。

同施設は米エネルギー省から1億6000万ドルの融資を受け総建設費2億1800万ドルで建設され出力は377MW(37,7万kW)、年間発電量は940GWhを予定していました。しかし、発電量が低く推移しておりカリフォルニア州エネルギー委員会によると2014年の報告で想定された発電量のおよそ半分ほどしか生産していないと発表しています。
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