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国際宇宙ステーションに取り付けたら新モジュール、ビゲロー・エアロスペースの『ビゲロー膨張式活動モジュール』について先日初の展開試験が行われたものの失敗したと報じられています。

今年4月、フロリダ州にあるケープカナベラル空軍基地からファルコン9ロケットにより国際宇宙ステーションに届けられたのは国際宇宙ステーション(ISS)に接続されるたビゲロー膨張式活動モジュール『BEAM』です。しかし、NASAの発表として新モジュールの展開試験に失敗したと発表しているそうです。

宇宙で膨らむエアドーム「BEAM」展開に失敗 原因は不明 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

sorae.jpによると、試験を行ったのはアメリカ時間5月26日で、国際宇宙ステーションからの『制御ストラップ』の解除に成功し、地上からBEAMへの空気注入が命令され実行されたものの何らかのトラブルが発生し正常に展開しなかったとのことです。

▼展開に失敗したBEAM(実物)
BEAM

BEAMは国際宇宙ステーションに搭載されたロボットアームを使いスペースシャトルがドッキングに使用していたポートの横にあたる共通結合機構に接続されています。同モジュールは従来のように『金属製の殻』で覆われておらずベクトランという新素材が使われています。展開に関しては空気を使い風船のように膨らませるという方法が取られており展開後は直径3m、全長4mサイズになる予定でした。

NASAによると現在のところ展開に失敗した原因は不明としており再展開試験を今後数日中に実施すると説明しているそうです。



ビゲロー膨張式活動モジュールは今後2年あまり国際宇宙ステーションで運用し各種性能試験が行われます。今回展開に失敗したモジュールについては試験終了後、取り外され地球大気圏内に落とされ焼却処分されるのですが、将来的により大型化したものが火星への有人飛行の居住モジュールとして使用される可能性があると言われています。
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