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川崎重工業により製造されている日本の航空自衛隊向け新型輸送機C-2について、先月量産型初号機が初飛行したと報じられています。 

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2010年1月に初飛行した新型輸送機C-2について、この量産型の初号機が2016年5月17日、航空自衛隊岐阜基地で初飛行に成功したと報じられています。

防衛省向けC-2輸送機の量産初号機が初飛行に成功 | ニュース | 川崎重工

C-2は中型戦術輸送機C-1の後継機として開発が進んだもので2000年に開発計画がスタート。その後、2010年1月末に初飛行したものの構造上の強度不足が見つかったことから当初配備が予定されていた2014年より2年遅れの2016年度に初号機を含む3号機までが配備される予定です。

C-2_1

C-2

C-2は自衛隊が保有するC-1及びC-130Hよりも搭載能力や飛行速度が早く、航続距離が長いのが特徴となっています。具体的にはC-1の搭載能力は8トンでC-2は30トン、飛行速度はC-1が650km/hに対しC-2は890km/h。航続距離に至ってはC-1が8トン搭載時に僅か1,500km程度に対しC-2は12トン搭載時に6,500kmとなっています。
他国で運用または開発されている輸送機の中では中型輸送機という分類になり、この手の輸送機の中では飛行速度は最速であり搭載量等についても十分な量となっています。

機体サイズは全長43.9m、翼幅44.4mと50mプール2つ分よりも若干余裕のあるスペースに収まり全高は14.2m。尾翼は荷物の積み下ろしに適した大きなT字タイプが採用されており、機体左右の大きな出っ張り部分は内部容量を確保するため車輪が収まるスペースとなっています。

エンジンは国産ではなく米ゼネラル・エレクトリック(GE)のCF6-80C2K1F型エンジン2基を搭載。推力はそれぞれ27.9トン。バイパス比5~5.3(参考)。このエンジンは日本の政府専用機や空中警戒管制機、空中給油機に搭載されており整備の面、また信頼性の高さから採用されました。

航空自衛隊では将来的に30機あまり配備する予定とのことです。


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