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韓国大統領府によると大統領は外遊を終え帰国したものの外遊中から体調を崩しており、現在は体力が落ち切った状態などとしており「今後最低限必要な公務を除いては公式の日程を制限する」と発表しているそうです。

2016年6月5日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領がアフリカ3カ国とフランス歴訪を終え韓国に帰国したものの、外遊による過労で当面の公務を制限する可能性が出ている。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。韓国大統領府によると、朴大統領は途中で点滴を受けながら今回の外交日程を消化したという。

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朴槿恵大統領は先月25日から12日間にわたりアフリカ3カ国とフランス歴訪という外遊(今回で23回目)を行ったものの、途中で体調を崩し点滴を受けながら日程をこなしていたといいます。韓国では「外遊が多すぎる」などと批判されているなかの体調不良ということで話題になっており実に1万件近いコメントが寄せられていたといいます。
その大半が「完全に仮病でしょ」、「一晩じゅう遊ぶのは一番疲れるからね」、 「国家的な恥だ。この国が心配だよ」などと厳しい意見が寄せられていたとしています。

朴槿恵大統領の健康状態についてはいずれも韓国大統領府が発表しているものなのですが、実は韓国では大統領の健康状態は大統領警護室で2級秘密として扱っており、本来であれば外にでてはいけない情報とされています。なぜ国家安保に関わるとされる健康状態が駄々漏れになっているのか、理由は明らかにされていません。

ちなみに、昨年11月にも同様に発表されており当時は健康状態が優れないなどと同様に発表された経緯があり、当時は国葬された金泳三(キム・ヨンサム)元大統領の告別式に出席できない理由として発表されたのではないかともいわれています。