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国際宇宙ステーションに取り付けられ膨らませることに成功したビゲロー膨張式活動モジュール「BEAM」について初めて2名の宇宙飛行士がモジュール内に入ったと報じられています。

アメリカ航空宇宙局(NASA)によると今月6日、2016年4月に打ち上げられ5月30日に展開に成功した米民間企業ビゲロー・エアロスペース社のビゲロー膨張式活動モジュール『BEAM』に初めて宇宙飛行士が内部に入り活動を行ったとしています。

国際宇宙ステーション、宇宙飛行士が民間企業の拡張型モジュール内で初めて活動 - BusinessNewsline



今回BEAMに初めて入ったのはアメリカ人宇宙飛行士ジェフ・ウィリアムズ宇宙飛行士とロシアのオレグ・スクリポチカ宇宙飛行士で、チリが舞っている恐れがあるためメガネと防じんマスクを着けての作業となりました。行われたのはモジュール内の空気サンプルを収集とISS内の空気を送り込むための装置の取り付け、今後の長期試験に必要な各種センサーの取り付けとしています。

動画では厚着をした宇宙飛行士と半袖の宇宙飛行士が写っているのですがBEAM内の気温は摂氏7度しかなかったとしています。同様の活動は今月7日にも行われ、今後は基本的に黒いハッチを閉じた状態で運用し2年間に渡る耐久試験が行われます。

▼BEAM(実物)
BEAM

BEAMは従来宇宙に打ち上げられていた金属で作られたモジュールとは異なりベクトランという頑丈な素材が使われ宇宙区間で空気を入れ膨らませます。そのため質量が軽く、サイズも小さいことから同じサイズのモジュールを打ち上げるよりも打ち上げ費用を大幅に削減できると言われています。 
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