MLM「Nauka」

現在の形になってからおよそ6年が経過した国際宇宙ステーション(ISS)。それ以降特に大きなモジュールの追加は行われていなかったのですが、2018年以降にロシアが開発した新モジュールが接続される予定とのことです。

ロシアの宇宙機関となるロスコスモスはRSCエネルギアと新たなモジュール開発のため契約を結んだと報じられています。開発されるのはMLM「Nauka」と呼ばれる多目的実験モジュールになるとしています。

Запуск МЛМ назначен на 2018 год

MLM「Nauka」_1

MLMは実験設備の他にドッキング設備、荷物保管区画の他に宇宙飛行士の休憩所などの機能があるとしておりエネルギアによると2017年末までにMLMを完成させ2018年にプロトンMロケットを使用し宇宙に打ち上げるとしています。またこれ以外にはNodal Module (UM:ウズラヴォーイ・モジュール)、科学電力モジュールSPM-1もしくはNEM-1という2つの大型モジュールの開発も予定されており2024年までに接続される予定だとしています。

実は国際宇宙ステーションは2024年末を持って廃棄される予定となっており、それ以降はロシアは独自の宇宙ステーションを運用すると言われています。実はその宇宙ステーションとなるのが今回登場した3つの大型モジュールです。 

ISS

黄色で示された部分は今後ロシアが接続する新モジュールで手前にある3つのモジュールがMLM、UM、NEMになります。これらは国際宇宙ステーションが閉鎖される前後に切り離され離脱することになっています。MLMには姿勢制御装置も搭載されていることから独自運用を前提としたモジュールになっているといわれています。

MLMは全長13m、直径は最大で4.1mで重量は20.3トン、耐用年数は7年以上を想定しています。 
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