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不特定多数の人が利用する旅客機。子供から大人まで国籍も宗教も様々なのですが、先日中国のとある国内線で「私は天に昇らなくてはいけない」などと叫び操縦席に突撃した男が逮捕されたと報じられています。

中国の航空関連の情報サイト『民航資源網』によると先月9日、中国の国内線で飛行中に男が暴れだし緊急着陸する出来事があったと報じています。

中国の旅客機で、「私は天に昇らなくてはいけない!」と叫ぶ... - Record China

記事によると、事件がったのは南方航空の武漢発ハルビン行きの機内で離陸してからわずか5分後に騒動が起こったとしています。問題を起した男性は紙幣を床にばらまき始め「誰かが私を捕まえようとしている。私は天に昇らなくてはいけない」、「私は神になる」「私には全てが見える」と主張。そして「私は『第三の目』が開眼したのだ!」などと安ぽいアニメでも出てこないようなセリフを口走っていたといいます。

しばらくして客室乗務員によりなだめられ落ち着きを取り戻したものの、わずか数分後には大暴れし操縦室に駆け込もうと突撃をはじめ客室乗務員と乗客により抑えこまれたといいます。その後、近くの空港に緊急着陸し航空警察に身柄を引き渡されたとのことです。

その後の調査で男性は精神病を患っていることが分かり、家族らが男性を引き取り問題は解決したとのことです。


「爆弾がある!」と機内を走り回る機長

ちなみに、2012年3月米ニューヨークからラスベガスに向かっていた旅客機で機長が飛行中の機内で大暴れする出来事が報じられています。当時副機長が様子がおかしいことに気付き席を立った際操縦室を施錠。その後、「中に入れろ!暗号がいるんだ!暗号を渡せ!減速しないと…着陸しなければいけないんだ!」などとドアを開けようと激しく叩き始めました。
その後。機長は何を思ったか客室内を走り回り「爆弾がある」「(覚悟をして)祈り始めろ」「イラン」「アルカイダ」などと叫び大騒ぎを始めました。機長は乗客らの手を借り取り押さえられ旅客機は緊急着陸着陸。航空警察に引き渡されたもののその後の裁判で精神的な疾患を理由に無罪判決が言い渡されています。

▼機内から降ろされた機長
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